漫画「アイアムアヒーロー」の中で、富士吉田市の実際にある風景がいくつか描かれている。映画が公開され話題にもなっているので、原作漫画を片手に観光に来る人はいないだろうか。
スバルライン手前の立体交差
スバルラインへ行く道と138号線が交わる立体交差、その橋の上から河口湖ショッピングセンター ベルが見える。漫画の中では、この橋の上で英雄が立っているシーンが描かれていた。東京から逃げてきたところが、まさかの富士吉田とは。実際にある風景が描かれていると漫画に引き込まれてしまう。
河口湖IC入り口付近にある地下通路
立体交差から138号線を山中湖方面に行く左車線側を歩いていると、車道を横断できずに河口湖ICの方に行くしかなくなる。すると車道の下を通れる歩行者用の地下通路が見えてくる。
階段を下りると向こう側を覗くことができる。漫画の中では英雄が雨宿りとして入り、ここで8時間も寝てしまった場所。けっこうな雰囲気なので、夜だと怖そうだ。ここから出たときの富士急ハイランドも描かれていた。
138号線の町中風景
河口湖ICから山中湖方面に向かう途中、もう少し先に行くとマクドナルドやケンタッキーがある。以前はアコムの前に鐘山苑や浅間茶屋の看板があったが、今はない。漫画の中ではそこら辺も細かく描かれていた。
富士浅間神社
さらに山中湖方面に進んでいたところにある、富士浅間神社も出てくる。漫画の中ではここで比呂美が赤ちゃんのZQNにかまれてしまうシーンが描かれていた。
新屋公民館入り口のバス停
さらにさらに山中湖方面に進んでいき、新屋歩道橋の下にある新屋公民館入り口のバス停も出てくる。よくこんなとこまで細かく描くと感心してしまう。これだけ正確な描写をしているので、もっと読み込めば、まだまだ他の場所もあるかもしれない。
御殿場アウトレットモール
富士吉田市から離れ静岡の御殿場アウトレットモールも出てくる。漫画の中では屋上に立てこもり避難生活が成り立っていたが、走り高跳びのZQNにより壊滅した。実際にここに来てみると屋根の高さを気にしてしまう。背面飛びでよくこの高さを飛べたものだと感心する。普通の人間にはできる高さじゃないけれど、身体能力が少し上がったZQNならできるんだと思える絶妙な高さだ。
映画の中では一切出てこない
映画も見てきたけれど、残念ながら富士吉田市は一切出てこない。富士山があるシーンもあったけれど合成ぽかった。比呂美がかまれたのも、英雄に会う前に近所の赤ちゃんにかまれたという設定で、浅間神社は出てこない。映画では韓国ロケで、高速道路もショッピングモールも封鎖して撮影したようです。韓国のモールの屋上は6メートルといっていた。ということは走高跳で6mを飛んでいたということになり、かなり超人的。映画を観たところちょっとくどいと思うシーンがあるけれど、かなり原作を忠実に再現している。主演の大泉洋が英雄にマッチしていてそれを見るだけでも面白い。
漫画を持って実際に行ってみると面白いかも
富士吉田市の風景は、3巻の27話から出てくる。漫画と比べて写真だけでもそのシーンだとわかるが、実際に行ってみる方が面白いと思う。観光ルートとしてアイアムアヒーローに出てくる風景巡りをしてみるのはいかがでしょう。
コメント
富士急ハイランドの園外でのゲート移動(1ゲート←→2ゲート)でちょうど河口湖ICで引っかかっていていろいろさがしてここに突き当たり通路になっているという確証が得られました。このサイトがなければ当日迷っていたかもしれないです。本当に助かりました。しかもご丁寧に写真付き!ありがたいです