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富士山の世界文化遺産登録されてから、富士スバルラインのマイカー規制期間が長くなってしまいました。2014年度では、7月10日(木)17時~平成26年8月31日(日)17時までの53日間連続。夏休みの期間はずーっと規制されている事になります。

シャトルバスの営業時間

吉田口5合目に行くためには、富士北麓駐車場よりシャトルバスに乗って行きます。富士山五合目行きシャトルバス時刻表を見ると、最終が22:00、早朝は4:20からで、5合目に着くのが5:15。日の出には間に合わない時間です。最終のシャトルバスで行って24時間営業しているレストランでゆっくりしてから、御来光に合わせて登山というのも選択肢もあるが、宿泊をしない弾丸登山は自粛するように呼びかけられている。5合目、7合目、8合目などで宿泊してから山頂を目指すのが良いとされている。

御来光は山頂からでなくてもOK!

せっかく富士山に登るのなら御来光は拝みたいところ。山頂でみるのが一般的だと思われるが、御来光に合わせて登山する人がほとんどで、そのせいで渋滞となってしまい、けっきょく間に合わなかったという人も少ないくない。そんな渋滞の中登るよりも、天気さえ良ければ6合目や7合目からの御来光も殆ど変わらずきれいに拝めます。※雲におおわれてしまい、山頂からしか見れない時もある。

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逆に下界も近くに見れるので、場合によっては6合目、7合目辺りで見たほうが綺麗に見れる時もあるぐらい。また8合目当たりから体調を崩す人も多いので、あえて7合目までの登山計画というのもありなのではないでしょうか。1日しか休みがない人とかでも、頂上目指して弾丸登山するよりも、御来光目的で7合目までしか行かないというような富士登山も良い方法です。7合目までなら高山病にもかかりづらく、体力に自信のない方でも安心かも知れません。

馬返から7合目なら4時間程

最終22:00のシャトルバスで5合目まで行っても良いけれど、日の出までかなりの時間がある。そこで時間をつぶすよりも登山を楽しむ意味で、馬返という0合目から登るのも面白いと思います。馬返から7合目までゆっくり登っても4~5時間ほどなので、0時ごろに登り始めれば御来光には十分間に合うはず。遅くなったとしても最終目標を最低6合目にしておけば良い。8月の日の出は、だいたい5時前後。

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馬返を登ってすぐ、昼間はこんな感じ。夜は真っ暗なのでヘッドライトは必須。

馬返の駐車場

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無料駐車場と言うか、整理されていないのでただの空き地。適当に止めて30台止められるかどうかといったところ。毎年7月の下旬に行われる富士登山競走までの期間は、練習に来る人の車が多いようだが、それ以降は空いているので穴場です。

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駐車場には仮設トイレもある。次は3合目の手前まで無いので用は足しておくと良い。

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夜だとわかりづらいが、5合目からしか登ったことがない人は新鮮で、また違う富士登山が味わえるかと思います。

1合目

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道が険しくなり馬を返したことから馬返と呼ばれるようになったようです。そこまで険しいというほどではないが、少し傾斜のある登山道が続く。

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小さな小屋が見えてきたら1合目。20分もかからないで到達できる。

2合目

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1合目からは30分弱。真っ暗なので少し雰囲気のある場所。逆に星空を見るには暗いので最適。奥の鳥居がある方に行けば、空が開けているのでよく見える。空が近いせいか流れ星も見やすい。空が澄んでいる時にはしばらく眺めていると落ちてくるのが見えるでしょう。

3合目

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3合目に行く途中に林道が通っているので杭が並んでいるところがある。登山道はここより右に行くが、左側に仮設トイレがあるので、覚えておくと良い。

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次は5合目の山小屋、佐藤小屋まで無い。

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登山道の途中足場の悪いところもあるので注意。

4合目

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4合目には大黒小屋というのがあったらしい。案内板があるだけで更地でした。

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4合5勺に今は3営業をしていない山小屋がある。ここも開けているので夜空を眺めるのに良いかも。休憩がてらゆっくり見てみても良いのでは。時間が押していると明るくなってきてしまい星が見えづらくなる。

5合目

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五合目は山小屋の跡地がいくつかある。そこからしばらくすると、また杭があり舗装してある林道に出る。

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杭の感覚が若干狭いので、荷物が邪魔なようなら左側から抜けられるので知っておくと楽。

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舗装道路をしばらく歩くと、右側に登山道の看板がある。

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赤い鳥居もあるが夜だとわかりづらいかも。正規の登山ルートではあるが、ここを行くよりも舗装道路を通って行ったほうが楽。始めは良いけれど、最後に少し登るようになるので。

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舗装道路を歩いて行くと通行止めになっている。先ほどの鳥居がある登山道を登ってくるとここの右側に出てくるだけ。

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左側に登山道があり、ここに5合目の標識がある、標高2305m。

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少し登るとすぐに最初の山小屋である佐藤小屋に行き着く。トイレは有料200円。

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佐藤小屋を抜けると、富士山保全協力金(任意の入山料)の受付がある。

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7時からなので帰りにでも時間があえば支払うと良い。

6合目

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山小屋、里見平。もう少し登れば、富士スバルライン五合目からくる人たちと合流する場所。

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6合目の富士山安全指導センター。5合目からくる人たちはこの奥からくる。

7合目

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6合目から7合目までは1時間もかからない。山小屋がいくつか見え、一番下が7合目の花小屋で、その少し上が日の出館。日の出の時間に合わせてどこまで登るか決めても良いかも。ただし、下山道は8合5勺からなので、登山道を下山する形になる。早い時間帯なので登山道を下山しても人が少なく邪魔にならないほど。もしすれ違うようなら登ってくる人を優先ししてあげましょう。落石注意で!

馬返から登るメリットとデメリット

メリット

  • 混雑無しで空いている
  • マイカー規制を気にしなくて良い
  • お金がかからない
  • 泊まらなくても御来光が見られる
  • 7合目までなら高山病になりづらい
  • 下山時も森の中なので日焼けしづらい
  • 山小屋の予約を取らなくても良い

デメリット

  • 逆に人が少なすぎるので不安になる
  • コオモリが飛んでいるので驚く
  • 夜に登ると真っ暗なのでライトの電池残量には注意
  • 体力に余力があると、もっと上まで登りたくなる
  • 怪我をしたら救助が困難

こんな人におすすめ

馬返からの富士登山だと時間に縛られずに登ることができる。休みが1日しかない人でも7合目までなら体力的にも十分に行けるぐらい。また5合目から頂上に登ったことがある人でも、新鮮な気持ちで登山ができるのでおすすめ。頂上まで登る体力に自信がない人や、高山病になりやすい人、富士山初心者でも比較的簡単に登れる富士登山だと思います。

7合目、間に合わなければ6合目辺りで御来光をみて下山すると決めて、それ以上は登らないようにしましょう。登るときには山小屋で宿泊をするように。6合目でもしんどくなったら富士スバルライン五合目からバスで下山するという方法もあります。昼間に登る人はいるけれど、夜のうちに登る人は少ないので、経験者と複数人で登るのが安心です。道中は暗いので怪我などに注意して登りましょう。